お洗濯の日|手編みニットのお手入れ

お洗濯の日|手編みニットのお手入れ

自由に編み続ける私たちのクローゼットの中はセーターでいっぱい。冬になると、毎日のように手編みのニットを着ています。

今日は、そんなニットの「お洗濯の日」。
どんなふうに手編みのものを洗っているのか、いつものお洗濯ルーティーンをご紹介します。

今日洗うのは、Diamond Aran Cardigan
たくさんのアラン模様が入った、お気に入りのカーディガンです。

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ニットは、どのくらい洗う?

冬のニットは、実はそんなに洗っていません。

汗をかいたり、カフェやごはん屋さんに行って、なんとなく食べ物の匂いがついたり。
「そろそろ洗おうかな」と思ったタイミングで洗っています。

ずっとしまっていてシワが気になるときや、洗うほどではないときは、スチームアイロンでお手入れすることも。

蒸気をふわっと通してあげるだけで、シワが伸びて、ついてしまった匂いもずいぶん気にならなくなる気がします。

羊毛は基本的に汚れを弾いてくれるので、必要以上に洗わず、でも気になったときにはきちんとお手入れする。

そんな感じで付き合っています。

 

今回ご紹介する方法は、あくまで私が普段行っているお手入れ方法です。

毛糸の素材によって適した洗い方は異なりますので、毛糸のタグに記載されたお手入れ方法を確認しながら、ご自身の判断で行ってくださいね。

 

まずは、毛玉を取る

せっかくきれいにするので、まずは毛玉のお手入れから。

よく擦れる袖や脇、バッグが当たるところなどを中心に、毛玉取りブラシを使って取っていきます。

着ているうちに少しずつ毛羽立ってきたニットも、毛玉を取るだけでずいぶんすっきり。少しお手入れするだけで、またきれいな表情に戻ってくれます。



水で予洗い

毛玉が取れたら、洗面台に水を溜めて、ニットをゆっくり浸します。

厚みのあるウールのニットは、最初はなかなか水を吸ってくれません。
上からやさしく押しながら、少しずつ全体に水を含ませていきます。

 

しばらくすると、ふわふわだったニットが水を含んで、ずっしり。そして、水に浸してみると、羊毛の汚れが意外と出てきます。

水が濁ってきたら、新しい水に入れ替えます。
ゴシゴシ擦ったり、揉んだりはせず、水の中でゆっくり押すくらい。
汚れ具合を見ながら、必要であれば何度か水を替えます。



洗剤を入れる

予洗いが終わったら、もう一度きれいな水を溜めます。

ここで、洗剤の出番です。
今日使うのは、EUCALAN(ユーカラン)

実はウール用の洗剤は、ずっと同じものを使っているわけではありません。
ひとつ使い切ったら、次は気になっていたものを。
そんなふうに、いろいろな洗剤を使って楽しんでいます。

ユーカランも、以前使っていたことのある洗剤のひとつ。今回ご縁があり、お試しさせていただくことになりました。

久しぶりのユーカラン。
やっぱり、いい香り。

4種類の香りがありますが、今回はユーカリを選びました。
どこかミントキャンディのような、やさしい甘さと、すーっとした爽やかさを感じる香りです。

 

使う量は、4Lの水にティースプーン1杯ほど。

本当に、ちょろっと。
迷ったら少なめにしています。

まずは水の中で洗剤をなじませてから、カーディガンを入れます。

上からやさしく押しながら、ニット全体にゆっくり行き渡らせていきます。

 

ユーカランにはラノリンが含まれているのも嬉しいところ。
大切なセーターたちも、お肌のように油分を補いながら、やさしくお手入れすることができます。

 

 

すすがず、そのまま脱水へ

EUCALANはすすぎ不要の洗剤。

予洗いの段階で出てきた汚れはすでに流しているので、洗ったあとは、すすがずそのまま脱水へ進みます。

私は洗濯機で1分だけ脱水しています。

 

ここで、ちょっと注意。

最近の洗濯機はとても賢いので、こちらが1分のつもりでも、洗濯物の状態を見ながら時間を調整してくれることがあります。

普段はありがたい機能なのですが、この日だけは油断禁物。

洗濯機の前に張り付いて、延長されていないかしっかり見張っています。笑

洗濯機によって動作も異なるので、脱水は短時間から、様子を見ながら行います。



あとは、のんびり平干し

脱水が終わったら、平干し用のネットに乗せて、室内で乾かしています。
(愛用しているものは残念ながら売り切れていたので、リンクには近いタイプのものを載せておきます。)

濡れたニットは、思っている以上にずっしり。
ハンガーに掛けると重みで伸びてしまうのが心配なので、平らな状態で乾かします。
このとき、形もやさしく整えて。

直射日光が長時間当たるのも少し心配なので、風通しのいい室内で乾かしています。

ここまできたら、お洗濯はほぼ終了。

あとは、のんびり乾くのを待ちます。

 

 

洗うと、また着たくなる

しっかり乾いたニットは、編み地が整って、ウールがふっくら。

毛玉もなくなって、なんだかもう一度、新しくなったような気分。

洗濯というと「汚れを落とすためのもの」というイメージがありますが、手編みのニットにとっては、少しリセットするような時間なのかもしれません。



ニットのお洗濯は、意外とシンプル

手編みのニットを洗うことは、最初はちょっと怖いもの。
せっかく時間をかけて編んだセーター。
縮んだらどうしよう。
形が崩れたらどうしよう。

私も、いつも少し緊張します。


でも、普段いちばん気をつけているのは、この3つです。

・ウールに適した洗剤を使うこと。

・脱水を長くしすぎないこと。

・ハンガーには掛けず、平干しすること。

 

これだけ気をつければ、思っているほど大変なお手入れではありません。

むしろ、毛玉を取って、洗って、形を整えて。
きれいになったニットを眺めている時間も、結構好きだったりします。

 

手編みのニットと暮らす

編み物の楽しさは、編んでいる時間だけではなく、その先も続いていきます。

自分で編んだセーターを着て出かけたり、寒い日にくるまったり。

そんなふうに、暮らしの中で使っていけることも、編み物の大きな楽しさのひとつです。

何日も、何週間もかけて編んだセーターも、最初はちょっと特別な一着。

でも、何度も袖を通しているうちに、いつの間にかクローゼットに欠かせない「いつもの服」になっていきます。

自分で編んだからと大切にしまっておくのもいいけれど、私はやっぱり、たくさん着たい。

着て、汚れたらお手入れをして、また着る。

そうやって何年も、自分で編んだセーターと付き合っていけたらいいなと思っています。

また次の冬も、その次の冬も。

 

※今回使用したEUCALANは商品をご提供いただきました。

※この記事でご紹介しているのは、私が普段行っているお手入れ方法です。素材や毛糸によって適した洗濯方法は異なりますので、毛糸の洗濯表示などをご確認のうえ、お手入れしてください。

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