「自分」ってなに?自然界に投影された自分を見る、ヴェーディック占星学の世界

   

こんにちは、ERIです。

突然ですが、今の自分を形作っているものを説明するように言われたら何と答えますか?
家庭環境や教育、その他人間関係や積んできた経験を引き合いに出す方が多いのではないでしょうか。

Vedicの世界では、私たちは今自分の身をもって生きている「自分」を超えた存在、輪廻転生の一部にあり、前世を持つ存在として捉えています。
私たちは、前世での経験をベースに今世で果たすべき宿題を課せられ、この人生を通じ、それを学べるようなチャレンジを与えられ続けるそうです。

日々多くの課題や悩みにぶつかりながら生きていますが、振り返ってみると、その多くが表面的には異なっていても、根幹(大元の原因)は共通していると感じる方が多いのではないでしょうか。
それは決して偶然ではなく、私たちが人生の宿題を進めるヒントとして、意図して与えられた機会らしいのです。

また、私たちは人間を自然や他の動物とは一歩を隔した独立した特別な生き物と捉えがちなところがありますが、Vedicの世界では、私たち人間も自然の一部であり、ゆえに自然界のエネルギーに多大な影響を受けて生きているものとしています

たとえば、満月の夜には眠りにつきにくいと感じる人がいますが、これは月が天体の中で「自分」を表す太陽を反射するのを感じ、落ち着かない気持ちにさせられるからだそうです。
また、女性であれば月経が月の動きに影響されていることをご存知かと思います。

私たちにとって、「自分」は自分ならではの経験に基づく唯一無二の存在ですが、Vedicの世界では、私たち一人ひとりは長い歴史を持つ自然界を構成する無数の点の中の任意の一点に過ぎないのです。

だからこそ、Vedicの世界では、自然界の動きの中に、私たち自身の人生の流れを見て取ることができると捉えています

私の在籍するフォルケホイスコーレの学長はVedic Astrology(ヴェーディック占星学)を専門にしているのですが、この考え方をベースに捉えた時、それまで本気で受け止められなかったこの占星学が、すっと腑に落ちました。

ヴェーディック占星学とは?

占星学には大きく分けて西洋、東洋の二種類があり、ヴェーディック占星学は後者に当たります。

私の誕生日は12月の初旬なのですが、それを学長に伝えた時、「あなたの星座はさそり座だね」と言われました。
私が信じてきた自分の星座はいて座なので、ものすごい違和感があったのですが、日本そして西洋で普及しているホロスコープの多くは、西洋占星学に基づいているようです。

ヴェーディック占星学は実際の星の動きに基づく学問であり、私が誕生した日に太陽がさそり座を照らしていたことを受けて私の星座をさそり座と認定しているようですが、対する西洋占星学は実際の星の動きとは異なるものを見ているということです。

ヴェーディック占星学では、誕生した瞬間に誕生場所で星座や惑星がどう見えていたかを見れば、その人がどんな肉体・精神を持ち、どんな人生を送る見込みかを見通せるものと捉えています。

ヴェーディック占星学で自分の人生を見る

私が生まれた時の星座や惑星の位置を表すチャートがこちらです。


あるヴェーディック占星学の専門システムに誕生年月日・時間・場所を入力すると、このチャートが表示されます。
horoscopeという言葉を構成する”horo”は「time」、”scope”は「vision」を意味するものなので、誕生日だけでなく、誕生年や時間まで含めて結果を読むこちらのやり方は、本来のホロスコープの考え方に則ったシステムと言えるかも知れません。
(チャートの見方についてはここでは説明しませんが、自分のチャートがどんなものなのか興味を持たれる方もいるのではないかと思うので、日本に戻ったらワークショップなどできたらと思っています!)

私のパーソナリティに大きな影響を与えているのは、おうし座・牡羊座・いて座の3種だそうです。
(しっかり仕組みを理解していないのですが、誕生日から導き出される星座(私の場合はさそり座)がパーソナリティに影響を与えるかというと、そうとも限らないようです。)

おうし座が保守的なのに対し、牡羊座といて座はアクティブな資質を持つ星座だそうで、過度なストレスのない健康的な状態では両方の資質が支え合って強みとなるものの、ストレスフルな環境下にあると、互いが牽制し合ってネガティブな結果を招くそうです。
人によりパーソナリティに影響する星座の数は異なるのですが、私と同じように相反する特徴を持つ複数の星座に影響を受けている場合は、同じことが言えます。

なお、それらの星座やその他惑星の位置関係等から、私は海外や旅に強い関心を持つ傾向があるとのことです。
「異なる生活環境を求めて、将来的に日本を離れて他の国に移住することになるかもね」と言われたのですが、現在デンマークにおり、この後アメリカに一定期間住むことが決まっている立場としては(その国に住むことを目的に移住する、というニュアンスなので、デンマークやアメリカへの滞在は”移住”には含まれないのですが)、これは容易に想像できる未来だなと感じました(笑)

加えて、物理的な旅のみならず、内なる旅にも興味を持つ要素があるようなのですが、こちらも10代前半から自分の人生の意味について考えていた私にとっては至極納得のいくものです。
月の位置からして、個人的な内なる旅に留まらず、人生のどこかでアシュラムのような場所に身を置く可能性が高いそうなのですが、今ある意味お寺のような要素を持つこの学校に留学に来ていることを考えると、こちらもうなずけます。

その他、リーダーもしくは独立した立場で新しいプロジェクトに取り組みたがるところがあるようで、リーダーの箇所は現時点で疑問符がつくものの、誰かの指示に従うよりも自由にやらせてもらえる環境を求めたり、人が同じことをやり始めると途端に自分の取り組みに価値や興味が感じられなくなる気質を考えると、こちらも間違っていないなと思える内容でした。

なお、惑星の動きからしてこの後数年の間に教える仕事もしくは海外でガイドをするような仕事をする見込みであり、2018年いっぱいは仕事運に恵まれないものの、来年の初めからは仕事運が急上昇するということなので、この点についてはとらわれることなく自然に過ごす中で結果を見守りたいなと思います。

また、パートナーシップについては、基本的に円満に保たれるけれど、それぞれの事情により離れて暮らす時が時折生じる可能性があり、また住む場所に関して意見が割れて衝突する恐れがあるとのことで、こちらもすでに現時点で思い当たる節があるなと感じました。

体について言えば、突発的に発症する消化器系の病気と、長期に渡って付き合うことになる腰周辺の症状に注意、とのことだったのですが、10代半ばで盲腸をこじらせて腹膜炎になり、また猫背が祟ってか20代後半から腰に弱さを感じてきた私としては、こちらもうなずける内容でした。

その他、今後数年間の健康状態や子どもを授かるタイミングについても言及してもらい、どこまで包括的に人生を捉えられるツールなんだ…と感心してしまいました。

占いの類はあまり信じていないのですが、学長はヴェーディック占星学の効果は科学的に調べれば間違いなく立証されると言っており、自分自身のチャートから読み解ける内容もうなずけるものがとても多いので、この結果は今後の人生を築いていく上で参考にしたいなと感じています。

 

「自分」を知る旅は続く

今回ご紹介したAstrologyはあくまで一例であり、Vedicの世界には「自分」という存在を多角的に捉えるための知恵がふんだんに存在しています。
その他のものも今後ブログの中で紹介できればと思います。

 

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