【MBTI中級編】あなたの言動は、あなたの脳の4つの機能に支配されている

      2020/08/03

今回は、各タイプの上位4つの知覚機能についてお伝えします。
人は皆8つの知覚機能全てを持ち合わせていますが、その人に最も大きな影響を与えているのが上位4つの機能のため、これらに絞って扱います

前回前々回お伝えした8種類の知覚機能(情報収集・学習のための機能4種類+意思決定のための機能4種類)についての説明と合わせて読んで、ぜひ自分が多用している機能について知ってみてください!

各機能を強み(1、2位の機能)として使っている人の比率を前回・前々回の記事に記載しましたが、今回は米アラスカのアンカレッジ大学における調査結果に基づくと言われる各タイプの比率もご紹介します。

1~4位の知覚機能

さて、以前お伝えした通り、1位から4位までの知覚機能は以下のような位置づけです。

1位の機能
フロー/強み
2位の機能
成長のキー
4位の機能
盲点/憧れ
3位の機能
自己擁護の手段

1位の機能を使う時、人は心理学者ミハイ・チクセントミハイの言うフロー状態に入ります。時間を忘れて没頭をしてしまう取り組みには、この機能を使うものが多いです。また、幼い頃からあらゆる局面で使ってきた機能なので、その分成熟しており、その人の才能・強みと呼べる力です。(ただし、人により本機能の成熟度は異なります)

2位の機能は、能力は高いながら十分に使っていない人が多いため、また自分の視野や見解を広げるもしくは深めることに繋がるため、成長のキーとされています。使う際には多少の心地の悪さを伴いますが、アウトプットの質が上がるため、後から振り返ると使う意義が感じられる機能です。

3位の機能は、外からもしくは内からのフィードバックに耳を傾けたくない時、自分を擁護したい時に、1位の機能の解釈や判断を“無条件に”サポートする形で使われることが多いです。

4位の機能は、自分の盲点で、人生の中で何度も繰り返される問題はここに付随する傾向にあります。同時に、上手く使うことに強い憧れを感じる機能でもあります。

ではここから、上記の表に当てはめる形で各タイプの上位4つの知覚機能を明らかにしていきます。

IJタイプ(内向型・計画型)

●ISFJ(14%)サポーター

1位の機能:フロー/強み
Introverted Sensing【過去の記録】
2位の機能:成長のキー
Extraverted Feeling【皆の和】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted iNtuition【可能性の探求】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted Thinking【論理の整合性】

●ISTJ(12%)インスペクター

1位の機能:フロー/強み
Introverted Sensing【過去の記録】
2位の機能:成長のキー
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted iNtuition【可能性の探求】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted Feeling【自分への誠実さ】

●INFJ(1.5%)カウンセラー

1位の機能:フロー/強み
Introverted iNtuition【俯瞰】
2位の機能:成長のキー
Extraverted Feeling【皆の和】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted Sensing【今ココの堪能】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted Thinking【論理の整合性】

●INTJ(2%)ストラテジスト

1位の機能:フロー/強み
Introverted iNtuition【俯瞰】
2位の機能:成長のキー
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted Sensing【今ココの堪能】
3位の機能:自己擁護の手段
I
ntroverted Feeling【自分への誠実さ】

 

IPタイプ(内向型・適応型)

●ISFP(9%)アーティスト

1位の機能:フロー/強み
Introverted Feeling【自分への誠実さ】
2位の機能:成長のキー
Extraverted Sensing【今ココの堪能】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted iNtuition【俯瞰】

●ISTP(5%)メカニック

1位の機能:フロー/強み
Introverted Thinking【論理の整合性】
2位の機能:成長のキー
Extraverted Sensing【今ココの堪能】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted Feeling【皆の和】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted iNtuition【俯瞰】

●INFP(4%)エシカルヒーラー

1位の機能:フロー/強み
Introverted Feeling【自分への誠実さ】
2位の機能:成長のキー
Extraverted iNtuition【可能性の探求】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted Sensing【過去の記録】

●INTP(3%)セオリービルダー

1位の機能:フロー/強み
Introverted Thinking【論理の整合性】
2位の機能:成長のキー
Extraverted iNtuition【可能性の探求】
4位の機能:盲点/憧れ
Extraverted Feeling【皆の和】
3位の機能:自己擁護の手段
Introverted Sensing【過去の記録】

 

EJタイプ(外向型・計画型)

●ESFJ(12%)ファシリテーター

1位の機能:フロー/強み
Extraverted Feeling【皆の和】
2位の機能:成長のキー
Introverted Sensing【過去の記録】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted Thinking【論理の整合性】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted iNtuition【可能性の探求】

●ESTJ(9%)アドミニストレーター

1位の機能:フロー/強み
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】
2位の機能:成長のキー
Introverted Sensing【過去の記録】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted Feeling【自分への誠実さ】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted iNtuition【可能性の探求】

●ENFJ(2.5%)エデュケーター

1位の機能:フロー/強み
Extraverted Feeling【皆の和】
2位の機能:成長のキー
Introverted iNtuition【俯瞰】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted Thinking【論理の整合性】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted Sensing【今ココの堪能】

●ENTJ(2%)エグゼクティブ

1位の機能:フロー/強み
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】
2位の機能:成長のキー
Introverted iNtuition【俯瞰】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted Feeling【自分への誠実さ】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted Sensing【今ココの堪能】

 

EPタイプ(外向型・適応型)

●ESFP(8.5%)パフォーマー

1位の機能:フロー/強み
Extraverted Sensing【今ココの堪能】
2位の機能:成長のキー
Introverted Feeling【自分への誠実さ】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted iNtuition【俯瞰】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】

●ESTP(4%)エグゼキューター

1位の機能:フロー/強み
Extraverted Sensing【今ココの堪能】
2位の機能:成長のキー
Introverted Thinking【論理の整合性】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted iNtuition【俯瞰】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted Feeling【皆の和】

●ENFP(8%)インフルエンサー

1位の機能:フロー/強み
Extraverted iNtuition【可能性の探求】
2位の機能:成長のキー
Introverted Feeling【自分への誠実さ】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted Sensing【過去の記録】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted Thinking【ゴール達成の効率性】

●ENTP(3%)インベンター

1位の機能:フロー/強み
Extraverted iNtuition【可能性の探求】
2位の機能:成長のキー
Introverted Thinking【論理の整合性】
4位の機能:盲点/憧れ
Introverted Sensing【過去の記録】
3位の機能:自己擁護の手段
Extraverted Feeling【皆の和】

まとめ

いかがでしたでしょうか?
理解には根気がいりますが、前回・前々回した8種類の知覚機能についての説明のうち、あらためて自分の上位4機能について読み直し、前述した1~4位それぞれの機能の特徴に当てはめてみてください。

MBTIの本質は、自分のタイプを知ることではなく、それを成長につなげることだと思います。
そのキーになるのが、2位の知覚機能です。ぜひ、該当機能をどれくらい使えているか、それを飛ばして1位と3位の機能間を行き来する負のループに陥っていないかを確認してみてください。

たとえば、INTJの人が俯瞰力を活かして生み出した深い思考を、「完璧に形にすることができないから」と諦め、「誰も自分の深い思考を理解してくれない」と自らの傷を舐めるのは、2位の機能を飛ばし、1位と3位のループが起きている状態です。完璧でなくても外に見える形で自らの思考を実現し、外の世界のフィードバックを得ることこそが、独りよがりを解消し、INTJの成長につながります。

次回以降は、今回説明した各タイプの知覚機能をベースにMBTIの世界に深く入っていきます。

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