【MBTI中級編】まずやってみたい彼、慎重に考えたい彼女。学び方にもあなたのパーソナリティは表れる。

   

MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インディケーター)の中級編に入っていきます。
今回は、8つの知覚機能のうち、4種類の情報収集・学習のための機能についてお伝えします。

ぜひ以前の記事知覚機能の概要を掴んでから読み進めてくださいね!

さて、知覚機能には以下のものがありました。

内を向いた情報収集のための機能
Introverted Sensing
Introverted iNtuition
内を向いた意思決定のための機能
Introverted Thinking
Introverted Feeling
外を向いた情報収集のための機能
Extraverted Sensing
Extraverted iNtuition
外を向いた意思決定のための機能
Extraverted Thinking
Extraverted Feeling

この中に対になるペアの機能が4組あり、片方が強ければ片方はその分弱くなるとお伝えしました。
足し合わせて100になる2機能で、片方が90ならもう片方は10になると捉えると分かりやすいでしょうか。

その4組のペアがこちらです。

<情報収集のための機能>
A)Introverted Sensing⇔Extraverted iNtuition
B)Introverted iNtuition⇔Extraverted Sensing
<意思決定のための機能>
C)Introverted Thinking⇔Extraverted Feeling
D)Introverted Feeling⇔Extraverted Thinking

人は、情報収集のための機能、意思決定のための機能の中からそれぞれ1組ずつ(つまり、上記AかBのいずれかとCかDのいずれか)、計4つを上位の機能として持ち合わせています。

今回と次回の記事で、ペアごとにそれぞれの機能について説明していきます。
今回は情報収集のための機能についてです。

なお、英語の専門名称だとピンと来ない方もいると思うので、私の解釈で日本語のニックネームも付けます。(もっといいものが思い浮かんだら、随時アップデートします)

情報収集のための機能

A)Introverted Sensing⇔Extraverted iNtuition

Introverted Sensing【過去の記録】
人口の約45%が強み(1位か2位の機能)として保有し、社会にも文化として浸透した機能です。
※こちらのブログで挙げている比率は、基本的にアメリカのものです。
内の世界にある、五感やその他感覚(時間感覚、平衡感覚他)を使って確かめられる、信頼できる情報(what, how)を大切にします。
つまり、今自分の前にあるあらゆる五感情報を取り込み、それを後から見直して精査できるように内に蓄積します。自分の経験や記憶、自分より生きてきた/ある分野で経験を積んできた年数の長い年長者/専門家の知識や意見、社会のルールや常識、今までのやり方等を重んじます。
今に十分集中できるよう、過去の経験や前例を始め礎になるものを持ちたがり、ルーティンなど同じことを繰り返すことに心地よさを感じます。手順、手続きを整える能力に長け、必須だと確信しない限り今までのやり方を変化させずに保とうとします。
人はそれぞれ社会やコミュニティの中に役割を持っているという前提のもと、真面目で秩序を保ち、「良き市民」としてその責任を果たそうとします

Extraverted iNtuition【可能性の探求】
人口の約15%が強み(1位か2位の機能)として保有します。
外の世界にある、直接五感等で確かめられない、物事や言動の背景を知りたがり、パターン認識に基づく推測や洞察(what if, why)を好みます。信頼できるかどうかよりも、情報収集のスピードや読みの斬新さを大切にします。
細部にこだわるよりも視点を上げて広く物事を捉え、リアルタイムで外の世界の物事の間にまだ見ぬパターンを見出そうとします。そのために物事や他者に普通とは異なる形で働きかけてリアクションを見たり、必ずしも目的のないブレストを長時間楽しんだり、或いは全く新しい冒険やチャレンジをしたりします。この機能が上位にない人には全く繋がりが見えない二者の間に関連性を見出し、それを繰り返すことで、関連ある情報全てが繋がった巨大な蜘蛛の巣のような形で脳内に情報をストックします。
常に”what if?”を考えているため、様々な可能性が目に入り、楽観的な傾向にあります。対にあるIntroverted Sensingとは違い、同じことの繰り返しには飽きやすく、ルールには例外や穴を探します。
失敗を恐れず、今に案ずることなく、次々とクリエイティブなこと、新しいことに挑戦するため、特にこの機能が1位にある人は概してカリスマ性を持っています。

B)Introverted iNtuition⇔Extraverted Sensing

Introverted iNtuition【俯瞰】

もっとも珍しい機能で、強み(1位か2位の機能)とするのは人口の10%未満です。
内の世界にある、直接五感等で確かめられない、物事や言動の背景を知りたがり、パターン認識に基づく推測や洞察(what if, why)を好みます。信頼できるかどうかよりも、読みの深さを大切にします。
まずは自分の脳が思考を形成する様子を俯瞰してそのパターンを把握します。常に未来を見ており、短期的な自分の意見や考えに執着せず、問題解決に当たっては何度も視点を変えてあらゆる角度から問題を捉え、根幹を探ります
この機能の持ち主が「考えさせてほしい」と言う際には、「知恵を絞る時間がほしい」というより、「時間をおいて自分の脳が今ある情報をどう解釈するか俯瞰させてほしい」という意を含んでいます。その結果出てくる結論には多くの場合周囲を納得させる深さがありますが、本人も「意識的に」洞察したのではなく「潜在意識」が答えを出すのを待っていた立場のため、その結論に達した過程や理由を聞かれても説明できず、理解を得られない苦しみを感じることがあります。また、「思考」には時間がかかり、中断されるとゼロからやり直す必要があるため、邪魔されることなく「考え切る」ことを強く望みます。
自分の脳のみならず、時とともに俯瞰する範囲を他人にまで広げ、あらゆる人間の脳が思考を形成する過程にパターンを見出します。人の言動や物事の背景を理解し、衝突の原因にもなりうる個人の動機や価値観といった情報を、信頼関係構築や仲間集めといったものに活かします。まるで自分や自分を取り巻く人々を含むリアルな人生ゲームをプレイしているような感覚です。
潜在意識の領域にアクセスしており、外からは何が起こっているか全く見えないため、この機能を上位に持っていない人にとっては最も理解しにくい機能と言えます。

Extraverted Sensing【今ココの堪能】
人口の約30%が強み(1位か2位の機能)として保有します。
外の世界にある、五感やその他感覚(時間感覚、平衡感覚他)を使って確かめられる、地に足のついた情報(what, how)を大切にします。
衝動に従い、体の感覚を研ぎ澄ませて目の前にある刺激を全力で堪能します。対にあるIntroverted iNtuitionのように未来のために今を後回しにしたり、第三者の視点から状況を俯瞰することは稀で、「自分自身」の「今この瞬間」の感覚に集中しています。
体を使って外の世界と関わることに慣れており、まるで道具を自分の体の一部のように扱う(スポーツや楽器他)と同時に、この機能を上位に持たない人には危険としか思えない、体を極限に追い込むようなスポーツを楽しむ傾向にあります。また、五感をフル活用して外から見られる自分や他者を捉えるため、ファッションセンスやボディランゲージを読む力、パフォーマンス力に長けています。
ペースが速く、刺激が大きい環境で集中力が増すため、突発的なトラブルの解決、緊急時の対応等で活躍します。平凡な日常が続くと退屈し、無意識的に解決するためのトラブルを生み出すこともあります。
今を全力で楽しんでいるのに加え、冗談好きで快活なため、「一緒にいると楽しいことが起こりそうだ」と感じさせ、人に囲まれていることが多いです。

まとめ

あなたの上位4つの知覚機能に含まれるのが、A)とB)どちらのペアなのかピンと来ましたでしょうか。
以前軽く説明しましたが、情報収集のための機能2つは、上位4つの機能のうち、1位と4位、もしくは2位と3位のどちらかに位置します。
そのうち、1位と4位は無意識に使われているので、意識に上っている2位・3位に情報収集のための機能がある方の方が、自分がどちらのペアを使っているか把握しやすかったかも知れません。(意識・無意識の話はこちら
ただし、2位・3位に情報収集のための機能がある方は、もしかするとペアの2機能のうちどちらが強いのか、もしかすると逆に捉えているかも知れません。(1位と同じ「方向性」を向いた3位の機能は多用されやすいため。詳しくはこちら

なお、いずれお伝えしますが、自分のMBTIのタイプが分かれば、上位4つの知覚機能は自ずと判明します。

次回は、残り4つの知覚機能=意思決定のための機能についてお伝えします。

 - MBTI , , , , , ,